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動物性タンパク質と植物性タンパク質の違いを解説

大豆と豆乳

動物性タンパク質と植物性タンパク質の違いですが、大きく分けると動物から取れるタンパク質と植物から取れるタンパク質の違いということができます。もう少し具体的に申しますと、タンパク質は主に5つの種類に分類することができます。そのうちホエイとカゼイン・卵白は動物性タンパク質で、大豆タンパクと小麦タンパクは植物性タンパク質ということになります。ここではそんなタンパク質の栄養価や効能についてご紹介いたします。

動物性タンパク質の栄養や効能を紹介

動物性タンパク質の良い点

動物性タンパク質の良い点としては、必須アミノ酸を含んでいるという点が真っ先に挙げられます。しかもアミノ酸自体は、食べ物に含まれている栄養素から自力で体内生成することができます。ところが必須アミノ酸に関しては、自力で体内生成することができないのです。

要するに必須アミノ酸そのものを、食べ物から取り込むしかないのです。具体的には、トリプトファンやリシン・メチオニンといった全部で9種類もの必須アミノ酸があります。こうしたアミノ酸は、非必須アミノ酸と合わせると全部で20種類にも及びます。このアミノ酸が、私たちの体を作っているタンパク質の最小単位ともいえる成分なのです。

動物性タンパク質の効能

動物性タンパク質は、お肉や魚・卵・チーズ・牛乳などに含まれています。おまけにこうしたタンパク質は、内臓や筋肉・骨・血液・髪の毛・爪などの材料にもなっています。さらにその他にも、免疫力を高めたり体のむくみを防いだりする働きもあります。

ところで、人間の体の7割は水分です。そして2割はタンパク質で構成されているのです。そういう意味において、タンパク質というのは体を作る上ではとても重要な栄養素であることを今一度知っておくことも大切です。従ってこうしたタンパク質の摂取量が不足すると、内臓や筋肉といった体を構成している部分にも異常を表すサインが出るようになります。そのためバランスのよい栄養摂取というのは、とても大切なことなのです。

植物性タンパク質の栄養や効能を紹介

動物性タンパク質よりもコレステロールが低い

植物性タンパク質は、小麦や大豆から取れる栄養素です。この植物性タンパク質の他にも、上述したような動物性タンパク質があります。この植物性タンパク質も動物性タンパク質と同様に、筋肉や皮膚などの体を構成するのに大きな働きをしているのです。

従って植物性タンパク質の摂取が不足すると、アミノ酸の様々な働きにも支障を来すようになります。また動物性タンパク質よりもコレステロールが低いために、過剰摂取による弊害も少ないということもよくいわれています。その代わり、やはり過剰に摂取しすぎるとホルモンバランスが崩れてしまう恐れがあります。

具体的な効能

植物性タンパク質は、小麦タンパクと大豆タンパクに分類することができます。従ってこうしたタンパク質はその文字のごとく小麦には小麦タンパク、大豆には大豆タンパクが含まれているのです。それらの具体的な効能としては、小麦タンパクであれば筋肉を強化したり筋肉の回復を促す作用があります。

一方大豆タンパクの場合には、緩やかにアミノ酸を体内にある各器官に取り込むことができるように働きます。従って万が一これらの植物性タンパク質が不足すると、疲労回復ができずに疲れやすいという症状が出るようになります。しかしながら幸いなことに、今日では様々な栄養サプリメントが販売されています。そのためどうしても食事からバランスよく栄養が取れないという方は、サプリメントを併用するとよろしいでしょうね。

まとめ

人間の体の2割を占めるともいわれるタンパク質についてご紹介しました。また、タンパク質には動物性と植物性とに分類されます。こうしたタンパク質をバランスよく取ることが、体の機能を維持したり健康状態を保つことにも繋がるのです。

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