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牛肉の栄養と、美味しく食べるレシピ

牛肉

仕事で疲れた時や帰宅時間が遅い時には、ラーメンやカレーは手っ取り早く食べられます。例えばカップラーメンであれば、お湯をそそぐだけです。またレトルトカレーも、ご飯さえあればすぐに食べられます。しかしながらそれでは栄養バランスが崩れてしまいます。とりわけ疲れた時には、牛肉料理が最適です。何せ健康に欠かせない栄養素が沢山含まれているのですから。ここではそんな牛肉の栄養やレシピについてご紹介いたします。

牛肉の栄養

動物性タンパク質

牛肉には、動物性タンパク質が含まれています。この動物性タンパク質は、植物性タンパク質よりも体内への吸収率が高いのです。そして動物性タンパク質がよいとされる理由には、必須アミノ酸が含まれている点も挙げられます。

とりわけアミノ酸自体は、食事による栄養素で自己生成ができるのです。ところが必須アミノ酸だけは、体内で自己生成ができないのです。そのため必須アミノ酸が効率よく取れるという点でも、動物性タンパク質は適しているのです。

人間の体はタンパク質でできている

人間の体は、60%~70%が水からできています。さらに水の次に人間の体を占めるものとして、タンパク質が挙げられます。その割合は、約20%です。例えば、筋肉や皮膚・臓器・血液・髪の毛などはタンパク質からできているのです。

またタンパク質は、肉や魚に含まれている動物性タンパク質と植物に含まれている植物性タンパク質とに分けることができます。そして牛肉にはそうしたタンパク質だけでなく、鉄分も多く含まれています。この鉄分は、血液の成分・へモグロビンを作るのには欠かせません。もしそんな鉄分が不足すると、貧血気味になり持久力などがなくなります。

牛肉を食べるメリットと効能

肉の王様・牛肉

肉の王様ともいえる牛肉は、様々な動物の肉の中でも最高ランクに位置しています。そのくらいに、人々には大人気です。そうしたこともあって牛肉に関して言えば、ほとんどすべての部位の肉が食用として用いられています。かっては捨てていたといわれる牛の舌や尻尾さえも、今日では貴重な部位として重宝がられています。

その代わり単に美味しいというだけでなく、健康維持に必要な栄養素が沢山含まれているのも事実です。例えばすでに申し上げたような栄養素以外にも、脂質やビタミンB1・B2・B12なども多く含まれています。とくにレバーにはビタミンB12が多く含まれており、脳神経系に効果があるといわれています。

脳の活性化や全身の健康維持には欠かせないアラキドン酸

近年青魚に含まれているDHAやEPAと同様に、肉に含まれているアラキドン酸という成分も注目されています。このアラキドン酸は必須脂肪酸の一種で、脳の伝達能力の維持活性化や集中力アップに効果があります。そのためもしアラキドン酸が不足すると、すぐに健康被害が出るというワケではありませんが物忘れが酷くなるといわれています。

また、血圧やコレステロール値も適正に保つ働きがあります。そんなアラキドン酸は、牛肉100g当たり40㎎程含まれています。ちなみに1日に必要なアラキドン酸は100㎎程なので、他の食材と合わせると1日に必要なアラキドン酸も摂取しやすくなります。

オススメ牛肉レシピと部位はコレ!

部位によって使い分ける牛肉レシピ

牛肉は、ほとんどの部位が料理に使われていることで有名です。またそれぞれの部位によって、料理レシピが異なるのも事実です。例えばサーロインやヒレであれば、ステーキによく使われています。

また肩の部分であれば、煮込み料理やスープによく使われています。あるいは肩ロースであれば、すき焼きや焼き肉などによく利用されています。このように牛肉料理に使われる部位は、柔らかい部位はステーキやしゃぶしゃぶ・すき焼きなど、硬い部位は煮込み料理にといったように肉質によってうまく使い分けられているのが大きな特徴といえるでしょうね。

切り落とし肉やバラ肉を使ったレシピ

牛肉は美味しいとはいっても、豚肉や鶏肉などとは違って高額なのがやや難点でしょうね。ところが全ての牛肉が高額というワケではありません。切り落とし肉やバラ肉などは、比較的安く購入することができます。

そんな安い牛肉を使ったレシピもあります。例えば吉野家で有名や牛丼などは、バラ肉を使えば手軽にできます。あるいはいつものサラダに、味付けした牛肉の切り落としやバラ肉がちょっと入っているだけでも豪華なサラダ料理に早変わりします。

かみしめるほどにあふれる旨味が最高!牛タン

完全に私の好みになりますが(笑)、牛肉でオススメの部位は牛タンです。

じつはカロリーも意外と低めでヘルシーなんです。そして牛たん焼きは、噛みごたえと旨味がたまらなく美味しい!

実家が宮城なのですが、仙台で食べる牛タンは本当に美味しいので、規制すると必ず牛タンを食べているほどです。

おすすめの牛タンのサイトを紹介しておきます。

まとめ

食品には、グルタミン酸やイノシン酸・グアニル酸といった旨味成分が含まれています。今回ご紹介した牛肉には、イノシン酸が多く含まれています。従って料理に加える調味料も大切ですが、こうした旨味成分を上手に引き出すことも料理のコツでしょうね。