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スーパーのステーキ肉を家で美味しく食べるコツ

ステーキ肉

ファミレスクラスで分厚いステーキ肉を食べようとしたら、5000円前後の出費を覚悟する必要があります。

一方、ステーキガストやびっくりドンキーに足を運ぶと、3000円も出せばある程度分厚いステーキを食べることも可能です。

何はともあれ、本当に満足のいくステーキを食べようとしたらスーパーのステーキ肉を買ってくるしかありません。ここではそんなスーパーのステーキ肉を美味しく調理するコツについてご紹介いたします。

ステーキ肉の下ごしらえ

冷たい牛肉は室温に戻す

スーパーで買ってきたステーキ肉を自宅で調理する際には、いろいろと注意する点があります。まずは冷蔵庫から出して、肉を室温と同じ温度に戻す作業が必要です。そうしないと、冷蔵庫から出した直後の肉は、火の通りが悪いのです。表面は焼けたのに、中は冷えたまま!といった失敗も十分に考えられることです。ちょっとした作業ですがこうしたことは、肉を調理する上においてとても大切なことです。

また霜降り状態がほとんどない安いステーキ肉の場合には、赤身と脂肪の間の部分にはスジがあります。このスジを包丁で切っておくことも忘れてはいけません。さらには、フォークで肉をブスブスと突き刺すことで柔らかくしたりソースが染み込みやすくしておくことも大切です。こうした作業をすることで、スジが伸縮しても肉全体は縮むことなく反り返ったり硬くなったりする失敗も無くなります。

塩や胡椒で下味をつけておく

ステーキを焼く前の下ごしらえとして次に大切なのは、塩やコショウで下味をつけておくことも忘れてはいけません。もちろん塩やコショウよりもより本格的な下味としては、黒コショウがあると尚良いでしょうね。こうした下味は、肉の両面に振りかける必要はありません。あくまでも焼く前の下味をつける程度です。

こうした下味を黒コショウなどで行う理由ですが、肉のうま味を十分に引き出す効果があるのです。その代わり、焼く時間の随分前に黒コショウを振りかけるのもNGです。あくまでも焼く直前に振るのがポイントです。そうしないと、水分とうま味が抜けてしまいパサつくので美味しくないのです。

ステーキ肉の焼き方

専用牛脂を使う

ステーキ肉を焼くためのフライパンですが、本格的な方は鉄製のものを使う方もいます。ところが何分にもスーパーで買ってきた安いステーキ肉なので、フッ素樹脂加工が施された一般的なフライパンで十分です。

またステーキ肉を焼くための油ですが、ステーキ肉を購入した際に専用牛脂も調達できるのであればそれに越したことはありません。しかしながら専用牛脂の調達が無理ならば、一般的なサラダ油でも構いません。

いきなり肉をフライパンに乗せてはダメ

フライパンに油を引いた後、すぐにステーキ肉をフライパンに乗せるのはNGです。あくまでもフライパンの油がスムーズに流れるようになってからです。そうしないと、ステーキ肉がフライパンにくっ付いてしまうことがあります。その後の焼きあげる程度については、肉の厚みも関係してきます。

その代わりスーパーに売ってあるような一般的なステーキ肉であれば、せいぜい2㎝~3㎝程度なので1分程度焼きあげれば十分です。あとはひっくりかえして裏側も焼くだけです。またバターを上に乗せて、ステーキ肉にバターの風味を付けるといったこともできるといいですね。ちなみにその時、赤い汁があふれ出してきます。これを血液と勘違いして、焼きすぎてしまう人がいます。あくまでもこれはアミノ酸の一種であって、血液ではありません。

まとめ

お店でステーキ肉を食べるよりももっと高級なステーキ肉を自宅で手軽に食べる方法についてご紹介いたしました。やはりスーパーでステーキ肉を買ってくると、お店で食べる値段の半額以下で立派なステーキ肉を食べることも可能です。おまけにタンパク質を摂取するには、牛肉が最適です。一度試してみてはいかがでしょうか。

タンパク質には「動物性」「植物性」とありますが、違いについてはこちら→動物性タンパク質と植物性タンパク質の違いを解説