鶏肉といえば、アスリートがよく食べるお肉です。何せ筋肉をつけたいアスリートにとっては、良質なタンパク質をとりやすいのだといいます。おまけに豚や牛に比べると脂身も少ないので、タンパク質だけを効率よく取れるでしょうね。また皮の部分についても、脂肪というよりもコラーゲンが多いので関節痛予防にもなるでしょうね。ここではそんな鶏肉の栄養素や鶏肉レシピについてご紹介いたします。
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鶏肉の栄養
タンパク質
鶏肉には上質なタンパク質が多く含まれています。しかも上質と申し上げたのは、タンパク質を構成するアミノ酸がバランスよく含まれているからです。それから一般的にお肉は、カロリーが高いからお肉からタンパク質を取らないという方もいます。
ところが鶏肉にはお肉の中にあまり脂肪が入っていないので、脂肪を気にしないでタンパク質を取りたいという方には一番オススメしたいお肉なのです。そのため、アスリートは鶏肉をよく食べるのです。それにタンパク質は、加齢とともにダメージを受けやすい体を修復してくれるので絶対に必要なのです。
コラーゲン
鶏肉の皮にはコラーゲンが豊富に含まれています。そのため中国の楊貴妃は、鶏の手羽先を好んで食べたといいます。そんなコラーゲンですが、細胞と細胞とを結びつける役割を担っています。従って、加齢と共に関節痛が酷い！という方にもオススメです。
さらにコラーゲンは、目の水晶体や角膜にも含まれている成分です。そうなると老眼の進行を抑えたり、白内障の予防にも効果が期待できます。ちなみにコラーゲンは水溶性なので、鶏皮を煮込む料理やスープに使うと一層効果が期待できます。
鶏肉を食べるメリットと効能
鶏肉100gで1日に必要なタンパク質の4割カバーできる
人間の体は、皮膚や筋肉・骨・血液・毛髪など全てがタンパク質で構成されています。しかも体の中では作ることができない栄養素でもあるのです。なのでそんな大切な栄養素が不足すると、体力や免疫力が低下してしまいます。
そんな大切なタンパク質を補うのには、お肉が適しているのです。そんなお肉の中でも鶏肉の場合、100gで1日に必要なタンパク質の4割をカバーすることができるのです。もちろんその他にも、ビタミン類も数多く含まれています。
こうしたビタミン類も、体には無くてはならない成分です。
美肌効果が期待できるコラーゲン
鶏肉の中でも鶏皮や手羽先には、コラーゲンが豊富に含まれています。このコラーゲンは、タンパク質の一種ですが、皮膚の最下層にある真皮の部分を形成している成分でもあるのです。おまけにお肌の調子を整えたり弾力性を保つ働きもあります。要するに、美肌効果が期待できるのです。
また高齢者に多い骨粗しょう症ですが、カルシウム不足だけでなく加齢によるコラーゲン不足もその要因として挙げられるのです。とりわけ高齢者が転んで骨折をすると、寝たきりになりやすいのでコラーゲンも重要な栄養素ですね。そういう意味では、若い女性の美肌のためだけでなく高齢者にも無くてはならない栄養素でもあるのです。
オススメ鶏肉レシピはコレ！
子供さんに大人気の照り焼きチキンやから揚げ
照り焼きチキンやから揚げといえば、子供さんには大人気の料理メニューです。またから揚げは、お父さん方のお酒のおつまみにも最適です。その代わり照り焼きチキンに骨が付いていると、手がネバネバするので食べにくいという方もいます。
そんな方には、包丁で刻んだ骨なしの照り焼きチキンに甘辛いタレを付けて食べるのもいいでしょうね。さらにそんな鶏肉料理で最も美味しいと個人的に思うのは、ケンタッキーのフライドチキンです。高すぎるという意見もありますが、私に言わせれば1ピース250円するだけの価値はあると思います。あれを自宅で再現することは、中々できないでしょうね。
名古屋の名物料理として知られる手羽先
鶏の手羽先といえば、名古屋の名物料理としても有名です。そんな名古屋名物の手羽先ですが、ごく一般的なレシピをご紹介いたします。まずは油で4～5分揚げる前の下処理として、黒コショウをかるく振りかけて小麦粉をまぶします。
その後から揚げにした手羽先に、しょうゆやみりんで味付けした特製ダレを振りかけると名古屋風の手羽先料理のできあがりです。ちなみに仙台の牛タンと同様に、手羽先も最初は捨てていたそうですね。その後、調理したら美味しいので名古屋名物となったという経緯があります。
まとめ
鶏肉は、人間に必要なタンパク質やビタミン類・コラーゲンなどの栄養素を効率よく取れるのでオススメです。また牛肉とは違って比較的安く手に入るので、いろんな料理レシピを覚えると食事をするのが楽しみになるのではないでしょうか。
その他、ヘルシーな「赤身肉」についてもメリットをまとめています。詳しくはこちら！→赤身肉を食べるメリットと栄養・効能について
